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2005.11.04 Friday

天皇杯四回戦 神戸戦

第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦
2005年11月3日@日立柏サッカー場
柏レイソル 2−2(PK3−1) ヴィッセル神戸
得点者:大谷、宇野沢

天皇杯四回戦・神戸戦出場選手を採点してみよう

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『8人しかいない相手に延長戦30分間
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        11人で攻めて結局1点も奪えなかった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも 何をされたのか わからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \   9人で7失点とか10人相手に負けるとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ…



すみませんすみません今回は必ず更新しますので今日は許して・・・。

でもちょっとだけ更新。
第1弾。神戸朴の先制ゴール。
051103神戸戦その1
レイソルの攻勢で前がかりになっていたが攻めの連携が悪く、クレがボールを奪われカウンターのロングボールが逆サイドの朴にズバリと納まり、そのまま走られてあっさり失点。
そして2失点目の金古ゴール。
051103神戸戦その2
こちらも右サイド朴が起点になってカバーに来た亮の寄せをあっさり抜いててクロス、ニアの平瀬経由?して逆サイドから詰めていた金古が押し込んだもの。

いつものことなんだけど、レイソルは守備でも攻撃でも全体に間延びしていて各人が孤立、とりあえずみんなしてボールに行くから動いた分ぽっかりスペースが空くけど誰もフォローに動かない。
常識的な感覚では一方に人がいったら反対サイドがバランスをとって陣形をコンパクトに保とうとするべきなんだと思うけど、レイソルにはそういう動きは皆無。
これは普段からハーフコートの練習を多用しているツケが出ているのだと思う。練習は時々見に行っていたけど、局面局面の動きは指導しても、ピッチ全体を使った動きは皆無で、例えば右サイドを指導している時は他のポジションの選手はボケーと突っ立ったまま。そしてその動きに対して、他のポジションにいる選手がどう動くべきかとかっていう、いわゆる連動する動きに対する指導もほとんど見たことない。
それに加えて最近はシステムや選手が固定出来ないから試合ごとに出たとこ勝負でいくしかない。それにもう、選手のモチベーションもいい加減落ちているのだと思う。悲しいけど。
今日の布陣は特に中盤がクレ・大谷・大野の守備しない・出来ないトリオだからボールがもう素通り状態で、FWもフランサは前線で張るのみで動かず、宇野沢は宇野沢で中盤まで下がってボールを追うのに懸命の状態、2トップのコンビネーションは皆無。もちろん回りのフォローもない状態でFWがこうだと必然的に間延びした布陣になり、そうなるとサイドのスペースががら空きになって両サイド増田、亮の負担が増すのもまた必然。その上誰かがボールを持っても誰も動かない。このところそうなのだけど、人が動いてフリーのスペースを作ってそこにボールを走らせるのがセオリーだと思うけど、このチームは誰かがボールを持っても動かずにボールを待ってるだけだから、そりゃあ相手のチームにしたらボールを奪って下さいと言わんばかり。最初の失点がまさにそれで、クレがボールを持っても誰もフォローに行かず、フリーに走りこむ動きすらなくクレが迷っているうちにボールを奪われてカウンターをくらってしまっていた。こういう状況だから前半の2失点も当然の帰結だった。
フランサはおそらくは周りの連動があって初めて生かされるタイプのFWなのだろうが、それがないから動かないというより、動きようがない。千葉戦での負傷からリハビリを消化したのが確か浦和戦の直前の週、その途端に実戦に放りこまれて、おそらくはチームにフィットするための動きへの指導は皆無だったのだろう。闘志を表に出すタイプでもないし、それに加えてコンディションが最悪で、ミスは多発するしまともなフォームでボールを持てない。ただでさえイライラさせられる展開にスタンドの怒りはフランサへの怒号という形で噴出する。
悪夢の前半終了のハーフタイム、ゴール裏からは矢野貴章コール。FW交代の要求。一瞬、これで増田と交代だったり、3トップへのチェンジだったりしたら一体スタジアムはどうなるんだろうとちらっと考えたが、我ながらいい趣味じゃないなと思った。

後半。フランサに換えて貴章、コンディションとイエローの累積が気になる波戸(個人的に、彼のコンディションに不安があるのは知ってたから、スタメンで出たこと自体が驚きだった)に換えて祐三。
後半開始早々に、貴章が左サイドをドリブルで突破。確かに、三輪車がいきなりオフロードカーに変身したら戸惑うだろうが、貴章には今年痛い目にあっているはずの神戸守備陣はそのスピードと突破力に対応出来ない。
051103神戸戦その3

これで明らかにレイソル攻撃陣にリズムと起点が生まれた。貴章の前への意識は他のチームメートにも勢いを与える。宇野沢は不必要に下がらなくなり、貴章とのコンビネーションもサテで散々組んでいるから熟知しているのでオフザボールの動きもスムースになってきた。さらに宇野沢が下がらなり、貴章ともども効果的にサイドを使う事で中盤と両サイドも不用意に下がらず余裕のあるスペースで仕事が出来るようになった。こうなると攻撃的な3人の中盤が生きてくる。レイソル、攻勢。しかし悲しいかな決定力不足、猛攻をしかけながらも神戸の守備に阻まれ得点出来ない。
貴章の投入はもう一つの副作用を生んでいた。神戸のディフェンス陣から余裕を奪い、ラフプレーを誘う。神戸に次々とイエローカードが舞い始める。そして23分、小島と土屋がもつれ合って倒れる。交錯した瞬間に土屋の顔がゆがめてアゴを押さえて倒れるのが見えたので多分ヒジが入ったのかな、と思っておそらくはカードが提示されるだろうと確信できるファウルだったが、判定は一発レッド。審判のジェスチャーはこれはヒジ打ちともとれるし、「引っ張った」ともとれる。どっちの意味だろう?(公式の結果欄によると「著しい不正」)
051103神戸戦その4

これで数的優位を得た柏、それが原因かどうかわからないが直後に、ついに一矢を報いる。70分、大野のCKに増田経由でファーの大谷が頭で合わせゴール。1点差。この勢いなら、これでわからなくなってきた。
051103神戸戦その5

なおも続く柏の攻勢、78分PA前から大野がふわりと浮かせる貴章が高い打点で競り勝ちこれを落とすと目の前にいた宇野沢がスライディングのような形でゴールに押し込む。同点!
051103神戸戦その6
051103神戸戦その7
051103神戸戦その8

ここからなぜか、本来の勝負とは違うドラマが展開し始める。86分、佐伯が貴章に後ろから激しく当って倒し、イエロー。これが2枚目となり今日2人目の退場。
051103神戸戦その9

さらに89分、神戸のFKのチャンスになぜかマルティンがまたも2枚目のイエローで退場。PA内の壁の中での競り合いでの出来事だとは思うが、このシーンはキッカーの方を見ていたので(だってキッカーは朴康造だったんだよ)、イエローとなるプレーは見ていない。
ちなみに、いずれのシーンでも主審はイエローに続いてのレッドは躊躇なく出していたので、枚数の間違いなどではないと思う。
051103神戸戦その10

051103神戸戦その11
後半終了の笛。リーグ戦なら、引分で試合終了だが今日はノックダウン方式のトーナメント、延長戦で勝負を決しなければならない。神戸は8人で、柏は11人で。神戸ゴール裏から起きる「八百長」コール。もし自分がそういう立場だったら、と考えると神戸サポの心情は察して余りある。どうして自分たちだけ、こんな目に合わねばならないのだろう、と。
5分間のインターバル、柏の選手はピッチ上でスタンバイするが神戸の選手が出てこない。「試合放棄なんじゃないの」との声に、それもあり得ると周囲もざわめく。それでもほどなくして神戸の選手は出てきた。ある決意を胸に。
延長戦開始。神戸の布陣は4−3−0、いやすでに布陣なんていうものですらなく、後ろに4人、前に3人並べただけ。当然、自陣深く張り付いて守りを固める。ボールを持ってもイヴォ1人に走らせるだけで、決して無理に攻めない。スローインでマイボールになっても、相手の陣地の誰もいないところに投げ込み、徹底して時間稼ぎに徹する。ほどなくして、スタンドも神戸の意思に気付く。すなわち、守りきってPK戦勝負。なんとしてでも生き延びて運頼みのロシアンルーレットに引きずり込もうと魂胆に、不思議とスタンドからは批難の声は出ない。それしか方法がないと納得したからか、あるいは8人相手ならいつでも点を獲れるという余裕からか。
051103神戸戦その12

しかし、11人の柏レイソルが8人の神戸から点を奪えない。ゴール前に神戸の選手全員で守っているのは当然として、まるで練習のようなノープレッシャーのボール回しからフリーでクロスを放っても合わせる事すら出来ない。サイドが不正確なのに加えて、待ち受ける方もマークを抜ける動きが全くないため、容易にボールをカットされてしまう。そのうちに、PA前でボールを持ったまま出しどころがなくいたずらにキープするしかない状況に追い込まれると、スタジアムは怒号の嵐につつまれる。浦和戦では9人で7失点した柏。今度は8人相手に1点も奪えないどころか有効な攻め手も見出せない柏。次第に声を出すのも、試合を眺めるのもさえ辛くなってきた。なんて惨めな状況なんだ。数十分前に神戸サポが考えていただろう事を思い出す。
すなわち「なんで自分たちがこんな目にあわなきゃならないんだ」。

結局、ノーゴールでフィニッシュ。結局、試合はPK戦での決着に委ねられる。
先攻は神戸。1人目、イヴォ成功。
051103神戸戦その13

柏1人目。クレーベルが止められる。
051103神戸戦その14

8人で30分間耐え抜いてきた神戸に流れが傾いた瞬間だった。神戸のキーパー本田が柏ゴール裏に向かってガッツポーズ。日本一キーパーとゴール裏スペースの間隔が狭い日立台で、本戦と延長の計60分間に渡って(実際に聞いた事はないが)おそらくは拷問に近いような野次と罵声をを浴び続けてきた本田にしてみれば、この日一番溜飲が下がった瞬間だっただろう。しかし当然のように本田にはイエローカード。
051103神戸戦その15

続く神戸の2人目、和多田を南が止める。
051103神戸戦その16
051103神戸戦その17
南、ゴール裏にガッツポーズ。これで流れは再び柏へ。
柏2人目、宇野沢成功。これで1−1のタイ。
051103神戸戦その18

神戸3人目、北本失敗。
051103神戸戦その19

柏3人目は大野。隣に座っていたお爺さんが「こいつ昔PK外したことあるんだよなあ」と不吉な一言をポツリ。それでも決めてこのガッツポーズ。2−1と形勢逆転。
051103神戸戦その20
051103神戸戦その21

神戸4人目金古も南が止める。2−1。
051103神戸戦その22
051103神戸戦その23

柏4人目、祐三が決めれば柏の勝利が確定する。祐三のプロ3本目のシュートが見事決まり、柏の勝利が確定、5回戦へとコマを進める事になった。
051103神戸戦その24
051103神戸戦その25

笑顔の柏イレブン、しかしスタンドの雰囲気は「とりあえず負けなかった」安堵以上の感情を持たなかったように思う。バックスタンドへ選手が挨拶に向かうとブーイング交じりの雄太コール。
勝ちは勝ちだ。しかし、こんなに充実感のない、空虚な勝ちがこれまでにあっただろうか。次につながる?冗談じゃない。あえて収穫を探すなら、「切り捨てるべきもの」が改めてはっきりとした、それだけだ。しかし、それさえも虚しい。
とりあえずは、生き延びた。

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ってな訳で、試合から2日でアップ!いやぁ3連休いただいてないと出来ない荒業だ。けど写真は中途半端です。ひっさしぶりにバクスタで撮影していたんだけれど…ゴールとか見てもいなかったり、まともに撮れていない。んー落ち込んでしまいます。のんびりしすぎたかなぁ…けどぽかぽかとした陽気の中楽しむことが出来まし...

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ちうわけで、久しぶりに日立台です。…近いっていいな…(苦笑)