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2007.05.08 Tuesday

5/6クラブユース予選 1次リーグ vs大宮

20070506ユース大宮戦
平成19年度 日本クラブユース予選 関東U−18 1部1次リーグ 第5節
2007年5月6日(日) 13:00KICKOFF 日立柏サッカー場
柏レイソルU-1811-13大宮アルディージャユース
0-2

工藤 壮人
'21くらい
'31くらい
'71くらい
'85くらい
渡部 大輔

今井 智基
渡部 大輔

vs大宮 開始時
09工藤/2 24指宿/2
10武富/2 13牧内/2
06畑田/2 08仙石/2
11山崎/2 02御牧/2
20島川/2 03豊嶋/3(c)
  01岡田/3  

フクアリで行われたトップの千葉戦からさかのぼること6時間前。グループ1位の座をかけて激突した大宮との一戦は、雨の降りしきる日立台スタジアムで行われました。

大宮がトップ同様にきれいなフラット4バックで全体的にやや引き気味に位置取っているのに対して柏は、2トップに加えて両サイドハーフが限りなく4トップのような高い位置に陣取る体勢。さらに最終ラインもセンターライン近くまで押し上げ強気の姿勢を見せる。
柏としては中盤の底からボールを散らして、そこから得意のパスワークで前線へ・・・と行きたいところだったが大宮の組織的な守備が中盤をがっちり固めているためなかなかパスが前へ運べず、また大雨というコンディションもあってかパス自体にもミスが多く、なかなかゴール前へボールを運べない。

20070506ユース大宮戦02
さらにゴール前までボールを運べても、サイドに開いたりパスをつなげたりして手をかけているうちに大宮DFがあっという間に殺到してきて、なかなかシュートを撃つまでには至らない。撃っても枠に行かせてもらえない。

それに対し大宮は守りを固める一方で、ボールを奪うやシンプルにパスを前へ前へとつなぎ、効率よくボールを運び柏ゴールを脅かす。
そして大宮FW10番が切れのあるドリブルで切れ込み、柏DF数人をかわしてPA内に侵入。
20070506ユース大宮戦1失点目
DFがかわされた時点でGKが飛び込んでくるが、間一髪間に合わず。柏先制される。

大宮の中盤の守備がキツいため、ボールの出しどころが見つからず、最終ラインでぐるぐるボールを回すシーンが続く。
それでもパスワークのスキルでは相手をはるかに上回る柏。相手ゴール前にボールを持ち込み、囲まれながらも粘ってキープして切り返して中央に切れ込んだ工藤がシュート、ゴール!
20070506ユース大宮戦1点目
20070506ユース大宮戦1点目02
チームエンブレムにキスする工藤。なんて洒落たことを(笑)。いやこういうチーム愛をストレートに表してくれる選手は大好きです。
これで工藤はこの予選リーグ5試合で8得点目。予選全ての試合でゴールを決めるという、堂々のゴールゲッターぶりです。

これで勢いが出てきたのか?2トップ、両サイドハーフに合わせて両サイドバックがここまで上がってきた。
20070506ユース大宮戦03
4バックvs6トップ。

タイスコアのまま折り返した後半だが、ポゼッションで上回るも、フィニッシュに至る過程の部分で詰めの甘さ、攻撃の遅さを見せる柏に対し、大宮のカウンターが冴え渡る。
20070506ユース大宮戦2失点目
20070506ユース大宮戦2失点目02
途中出場の大宮FW28番が、右サイドからドリブルで切れ込みシュート、これが決まり再び突き放される。

20070506ユース大宮戦04
太田、輪湖、篠原といった切り札の3年生を次々と投入し、布陣も3トップに変えて一層攻撃的な姿勢を見せる柏だが、大宮の惜しみない運動量と分厚い守備の前に、ゴールが、ペナルティエリアが遠い。

20070506ユース大宮戦3失点目
20070506ユース大宮戦3失点目02
そうしているうちにまたもカウンター。またも(この日キレキレだった)大宮10番。終盤に決定的な3失点目。

20070506ユース大宮戦05
終了直前、篠原が単身抜け出しゴール前に迫るが大宮に跳ね返され、ここまで。

結局3−1の完敗でした。
ボールを支配するものの、組織的な守備と走力のあるFWの個人技によるカウンター。去年のトップの山形戦のリプレイを見るかのような試合でした。トップといえば、2005年トゥットにやられた試合を思い出しますね。埼スタと日立台と両方。あれよりは今回のが全然いい試合だったけど、トップとユースの両方で大宮に苦手意識持っちゃいそうなのはいやだなあ。

最近大宮には勝ってないからこの結果は実力差(特にチームとしての組織力の差)としか言いようがないかもしれないけど、チームスタイルの相性が極端な形で出た試合だったような気がします。
あとは柏自身の問題もありますね。トップもそうだけど、ゴール前で手数をかけすぎ。
ただ、スタイルを見直すとかそんなんじゃなくて、個人技を尊重するのがレイソルユースの伝統だからこそ、もっともっと磨きをかけて、余計な部分をそぎ落として、こういうスタイルのチームをも打破出来るような個人技と戦術理解、ゴールを決める、あるいは阻止する、そんな断固たる決意を持つ選手を輩出して欲しいです。山形が昇格しそうなので、トップとしても助かる(笑)。
ハーフタイムに休憩所で大宮サポ(もしくは選手の父兄?)の人が、「柏のあのパスワークは脅威だね」と言ってたし。でも試合後には多分同じ人が「柏はなんであんなにシュート撃たないの?」って言ってたけど!

そういうわけで、1次予選はこれで終了。柏は勝点10で、勝点15の大宮についでグループ2位となりました。ちなみにジェフは勝点8で3位、川崎は勝点7で4位。
これで予選落ちとかがあるのではなくて、今回の順位が2次予選の振り分けの材料になります。2次予選からはプリンスリーグ組も参加してきます。
プリンス組はグループAが東京ヴェルディ1969ユース、横浜F・マリノスユース、三菱養和サッカークラブユースの3チーム。
グループBが湘南ベルマーレユース、浦和レッドダイヤモンズユース、FC東京 U-18鹿島アントラーズFCユースの4チーム。これに1次予選トップの大宮を加えた8チームが、シードとなります。
去年までのレギュレーション通りなら、4グループに分けられてシードが2チームずつ入り、さらに柏をはじめとするシード外のチームが予選の順位に従って割り振られていきます。
そして総当りのリーグ戦を争い、各グループ上位2チームが無条件で全国大会出場。グループ3位は、関東大会の9位決定トーナメントで勝ち抜き9位に入ったチームのみが全国大会に出場できます。
プロを目指す選手はもちろん、もし昇格できなかった場合でも、(生々しい話ですけど)大学進学とかの際にも全国の実績というのは大きなプラス材料になります。ユースというのは「勝つ」だけが目的じゃないのは分かってるけど、「勝つための何か」を持っている選手を育てるところでもあるんじゃないかなと思います。

トップも過密日程で大変ですけど、たまにはユースの試合も思い出して下さいね。

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