●古賀の4.28
「これまで自分が出ていない試合で勝って欲しいと思う試合はあまりなかったので、今は本当にうれしい」(エルゴラ4.30発売号より)
名古屋戦後の古賀のセリフです。これだけ聞くと、今までどんだけ自己中なやつだって思われがちです。て言うことは何か、自分が出てなかったナビスコでは勝って欲しいって思ってなかったのか!と思って憤る方もいるかもしれませんが、まあまあ助さんも格さんも刀をお引きなさい。そうじゃないんですよ。
このセリフは(古巣との対戦に出場できなかったということを差し引いても)、古賀が柏の家族にならんとして、ピッチの外から共に戦ったからこそ出たセリフなんですよおおおおお!(炎上)
「名古屋戦出られないのは残念。でも今週はオカ(岡山)を見習ってサポートできるところはサポートしたいですね」(同じくエルゴラより)
実際、名古屋戦のピッチ脇に佇む古賀の姿を確認することが出来ます。

ただアホみたいに突っ立ってたわけじゃなくて、ピッチ内の選手に声をかけ、アウトのボールがマイボールだったら手を叩いて喜ぶなど、本人言うところの「これまでの古賀」だったら考えられないような献身的なサポートをしていました。
その後も、

柏に点が入ると控えめなガッツポーズで喜ぶ古賀。

前半終了時、ピッチから引き上げてくる選手を出迎え握手で激励する古賀。

試合終了のホイッスルと同時に、スタッフとハイタッチする古賀。

ベンチの選手を労う古賀。
柏に来るまでの古賀のことは、よく知りませんがオフシーズンには必ず年棒で揉めたり、本スレやJBA名古屋で目にする、名古屋サポからの愛憎ないまぜとなった彼に対して発せられる言葉の数々、さらにはインタビューでの何かと古巣を引き合いに出す、天然にも程がある発言(受け入れたチーム側の人間としてもどうかなと思う時もあったし)を見るに、まあちょっとこう、誤解されやすい性格だったのかなと思えなくもありません。
それが、環境が変わり、柏というチームの雰囲気に触れ、石崎監督という父性に接し、岡山という稀有な存在を目の当たりにすることで、彼自身何か触発されるものがあったんでしょうね。
もちろん彼の、柏におけるディフェンスリーダーとしての能力に疑いの余地はないので、こういった形で精神的にひと皮むけることで、さらに人間的にも選手としても大きくなるチャンスなんじゃないでしょうか。
それは彼個人の影響にとどまらず、例えば出場停止だった今週「自分のある知識をすべて祐三や近藤に教えた」結果、「祐三も近藤も自分がアドバイスした以上のことをやってくれた」と、チームにもいい形で還元されています。
そして今はチームが好調ですが、シーズンが進んでいくにつれ必ず調子が落ちる時が来るはず。彼の人間、そして選手としての真価は、チームの調子や雰囲気が悪い時にどういう行動や言動をとるかで問われてきます。もしそれさえも乗り越えることが出来れば、さらに成長するんじゃないかと思います。
今回の件で一回り成長した古賀のこれからに期待しましょう。
で、その古賀に影響を与えた岡山。

アルセウの退場を受け、大声援を背に受け今季リーグ戦初出場を果たします。
石崎監督の評価は・・・

「マークがかぶるし、何のために出てきたんだか」
頑張れ岡山!負けるな岡山!

